沼島を思案してましたが、サバの状況が思わしくなくサワラはまだ先があるので、
目先を変えてアコウは?ということで、「一心丸」さんへ電話を入れると
「今日は出とらんけど、食いが落ちとるなあ サバ子のサイズが大きいから」
「明日は何人ですか?」
「明日はまだ2人しか聞いてないなあ」
「そうなんですか~ ほな二人お願いします」
5時に船着場へ行くと、他に車は2台しかなく これはイケる
と確信

艫にお客さんが竿を置かれてたので、Iさんと舳の左右に釣座をキープ
他にお客さんから予約が無かったらしく4人で出港です。
昨日から聞いていた通り 船は経ヶ岬方面へ
エンジンがスローになったのは 間人沖です。
ホントはもっと岸寄りの浅い所が良いのですが、地元漁業組合から
あんまり岸寄りは遠慮してくれ という断りがあり、40メートルより浅い所へは
入っていけないので、このラインがギリギリだそうです。
エサのサバ子は10~18センチとサイズがバラバラで
5センチ以下のアジがパラパラ混ざってます。
今回は水温も上がり、アコウも活性が高いと判断し
春は捨て糸が40~50センチのところを1メートルにして
底をトレースすると枝は底から1,5メートルです。
艫の方がガシラを上げられるのを見て、竿を少し持ち上げるとゴンゴン![]()

やっぱり食う棚が高いんや で中アコウをゲット
次も中アコウ 良型ガシラ アコウ キハタとエエ感じにヒットしていきます![]()

ガシラは降ろした途端に食いつく場合があり、交通事故は避けられません![]()

右舷の艫でデカアコウが上がったようで、左舷艫も良型を上げてるのに
Iさんだけが蚊帳の外
ちょっと可哀そうかな
と思い 「捨て糸はどれぐらい出してるん?」と聞くと

両手で40センチぐらいを見せるので、「80~1メートルにし
」と言ってやります。

スグに捨て糸を結びなおすと、連チャンで良型を釣り上げニコニコ![]()

少しずつ場所を変えていきますが、結構潮が流れており、
通常の60号ではなく70号を使用してますので、遊んでやろうと思っていた
タコエギは断念します![]()

不思議なことに同じような水深でも、藻の高さの関係か?
高いエサには反応せず、オモリを着底させて少し弛ますと コンコンとか
何でやろ~と思ってると、Iさんが連チャンでアコウをゲット![]()

聞くとサバ子ではなくミニアジを使ったようで、
早速ミニアジを刺して投入するとゴンゴン
スグに釣れますが、エサが小さい為かアコウも小型です。
時計は9時を回っており、船上は無風で暑いのなんの![]()

サングラスのフレームから汗がポタポタと落ち、拭いても拭いても噴き出します![]()

ラッシュと海パン履いてたら、バケツで海水を頭からかぶるのに
通常の服装ではそうもいかず まさに灼熱地獄です。
これ 磯や波止やったら日干しになるでしょうね![]()

またサバ子に変更してやってるとIさんがダブルでアコウをゲット![]()

私は1本針なので、ふ~ん 結構上のエサにも反応するんや
と思い

オモリを底から1メートル上げて小さく誘ってるとガツン![]()

反射的にアワセるとヒット![]()

最初は電動巻きでしたが、反撃が半端なく竿で海面までついていくこともあり
手巻きにしますがまたまた強烈な突っ込みがあり、 ヒラメか![]()

船長も「ヒラメちゃう![]()
」と言って大きな網を持って横で準備しながら


先ほど艫で上がった「サメかもなあ」とのつぶやき
残り5メーターで茶色くない魚体を確認
長くないからサメちゃうわ![]()


上がってきたのは正真正銘の デカ級![]()

船長が写真撮影をしてメジャーをあてると 50センチジャスト![]()

ここまでデカくなると、アコウ独特のオレンジ系ではなく赤くなってます。
それからもポツリ ポツリとアコウを追加してお昼に終了
Iさんも奮闘し12尾ゲットし、自身のレコード13尾には届きませんでしたが、
春とはボリュームが違うのでウハウハです![]()

私は13尾とキハタ1尾 ガシラ少々
1匹だけデカ級はアカハタのような感じです。
デカいのは嬉しいのですが、出刃で背骨を断ち切れず、
出刃を当てておいて金づちで叩いてやっと切断できました![]()

今晩捌いてみますが、多分 身割れするでしょうね。
やっぱり撒き餌釣り以外は少人数の方が割り当ても多くなり楽しめますが、
暑いとか寒いとか雨は覚悟して行かないとダメですね![]()

次回はまたまた灼熱地獄のタコ釣りか カカラシ釣りかな![]()
