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#23 大失態

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Iさんから早々に「何処行くメール」が届き、マイカの大群が入った「庄栄丸」を

予定してましたが雨模様と雷予報 雨は我慢出来ても雷では竿を出せません

急遽 潮は緩く条件的には厳しいですが「正漁丸」さんへ行ってみました。

朝から靄がかかっており、土生港から沼島が薄っすら  雨が降るかな

5時半に出港し島の南部ポイントへ向かいます。

道中も魚探をチェックしてましたが、何処も映らずポイントへ到着

グルグルと船を周回させてやっと小さな魚群が映ります。

カカラシの空針仕掛けを沈めますが、イワシが針に掛からず苦戦

やっと掛かっても1尾か2尾なので、潮が効いてくるまでは我慢です。

そのうちIさんが竿を曲げてヒット

ハマチかな~と見てると海中にサワラを発見

普通に魚の頭を海面に出して竿下に上げたので玉網で掬うと

サワラが渾身の反撃を見せ、尾っぽを激しく振ってジャンプ

プスっ さいなら~

あっっと言う間もない瞬間芸  呆然としてると船頭さんが見ていて

「サワラは一発でガボっと掬わなアカン 頭も水から出したらアカン」

泳ぐ姿勢は縦?ですが、網の中では寝るから針掛かりしてる角度が変わり

ハリスが凶器の歯にあたってしまいバレるんでしょうね。

Iさんには平身低頭 バッタのように何度も謝ります

Iさんは前回 私のメジロで同じことをやってるので、平静を装ってくれます。

ホンマ 我ながらドンくさいことをしてしもた

そうこうしてると私にも喰い上げのアタリがありましたが、

サワラに丸飲みされた為、その喰い上げの一瞬でハリスカッターです。

ハリスを2本切られて、船頭さんはビシまで切られたので、

必釣 ワイヤー仕掛けにチェンジ

針のチモト3センチをワイヤーにしてますので、少々飲まれてもイケるハズ

サワラ来い  サワラ来いと思ってると、グ~ン グ~ンというアタリ

ホレっと竿でアワセるとギューン   何やサワラちゃうやん

海底40メートルからファイトを楽しみながら上げてくると45センチのツバスでした。

次は前触れもなくギュンとしたアタリでフッキング

お~道糸が出ていくやん  メジロかサワラかどっちやろ

突っ込みを楽しみながら、あと10mでテンションが軽くなり  あれ バレた

いや重さはあるしな~と巻いてくると  スズキ

いや スズキにしては丸っこい   上がってきたのは大ニベ

何や期待させよって  60センチあれば馬力だけはありますが、浮袋で浮上です。

イワシの掛かりが悪いので、あっち行ってみよかと船頭さんが

島の南東部  西部 北西部と見回ってくれますが、何処も映りが悪く

島を1周して結局また元のポイントに帰ってきた頃がマックスだったのか

他の船も集まってきてカカラシ ジギング船と狭い範囲をウロウロ

そのうち他船のお客さんが掛けた魚は走り回り私の仕掛けとオマツリ

船と船は15メートルぐらい離れてますが、好き放題に走られて絡んだようで、

道糸を伸ばして見てましたが、ポンピングをする釣り方なので

その度に魚に反転する隙を与え、5分ぐらいかかってやっと御用

サワラなので余程良い所にフッキングしてたんでしょうね。

イワシがまた映らなくなり、またまた島の西部に移動しますが、

トツカや丸アジ  小アジがたまに掛かる程度で、本命は皆無

船頭さんが飲ませの場所行ってみよかで土生港の東部に移動します。

浅い所と分かってましたので、幹8号 ハリス6号  

針は普段 ハマチ&メジロ用で使ってる針(種類は忘れました)で、

小アジを鼻掛けにして沈めると、メッチャ浅い  17メートルぐらいしかありません

ツバスでも来るかな~とノンビリ構えてましたが、 ここで大失態第2談

いきなりドッカ~ン  竿ごと引っ手繰られ左手をリールシートの前で支えないと

竿と道糸が直線になってしまうような疾走

ドラッグなんてオモチャじゃと言わんばかりの怪力

親指でサミングしてブレーキを掛けますがお構いなしの疾走

20メートル以上道糸が出ていき、何とか止めて さあ反撃と思った途端

化け物級の疾走でフワ~っとテンションが無くなりゲームセット

なんぼ浅いから引きが強いといってもハリス6号であれば止めれるハズ

仕掛けを回収してみると、ハリス切れではなく 針がビロ~ンと伸び

驚くことに鉛に付けてたスナップサルカンのスナップまでビロ~ンでオモリも無し

自分では魚を止めたと思ってたのは、オモリが底に引っかかって

魚が急ブレーキにビックリし渾身の力を爆発させ幹糸8号ではなくスナップを破壊

その間5秒ほどで、舳の釣座からホースヘッドにスグについていきましたが、

それを見ていた船頭さんが  「ブリや

磯釣りのお陰で常に竿の角度は保ってますが、今回は弄ばれただけ

この浅いポイントでブリがヒットするとは想像もせずナメきってました

こんな強烈な引きは10年以上経験してませんが、次回はハリス10号で勝負じゃ

釣りは釣れないから今度こそ 切られるから次こそはと思うのが魅力ですね。

負け惜しみです

イメージ 1
潮流を無視して強行した為 イワシの掛かりに苦労し腕も悪く 貧果

デカい方にニベとツバスをIさんのクーラーへ

始めてニベというものをさばいてみましたが身は刺身よりは熱を入れた方が良さそう

と思ったので、ムニエルにしてみましたが、やはりという感じで

日本海の鯛みたいな食味。  熱を入れるとフワフワした感じででした。

お~い サワラ  待っといてくれよ 次こそ対面しようよ  チャンチャン
























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