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#30  本命には会えず

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若狭で寒サバを計画していたのですが時化模様なので、

目先を変えてサンバソウの様子見に沼島へ行ってきました。

いつもの「正漁丸」さんに乗船し、今回は夫婦が一組3名で出船です。

予報で分かってましたが東から回り込む風が強く、 海上はバタバタ

幹糸6号 枝素4号4本針  針は小磯とハゲ針を2本ずつで作った物を使用

エサは生きたカワツエビや海のシラサエビが混ざっており、

1尾刺しにするのですが、私はウマヅラ釣りのようにチョキチョキ

エサを生け簀からバケツに移すと水温が22ぐらいかな?と手が察知

これはエサ取り天国やろうなと思いながら仕掛けを入れてみます。

アタリも全くない中 3分経過   上げてみよ

4本の針がキラキラ   全部エサ無いやん

背中側の夫婦は良型の丸ハゲをゲットされてます。

エサ取りは丸かいな

夫婦はハゲ専用ショートハリス仕掛けを使われていて、

キラキラ集器もセットされており、 なんでも丸ハゲを釣りに来られたらしい

ウマヅラは毎年やってますが、タタキや弛ませとかいう技を使う丸ハゲは未経験です

砂利底をメインにやる丸ハゲとは違い、ここは磯場で夫婦は根掛かりオンパレード

私はサンバソウ狙いの為 底から浮かせてますので、根掛かりはマシですが

パーフェクトでエサを取られます

迂闊に叩いたり弛ませたりすると根にやられますので、

3メートルのウマヅラ竿で底を取って1.5メートル仕掛けを上げ下げ

ウマヅラは上に上がるエサに興味を示しますが、丸ハゲは逆のようで、

仕掛けを下すとコツっと小さなアタリ

小さくピシっとアワセると魚からのシグナルです。

20センチほどの丸ハゲ  その後もぽつぽつと拾っていきますが、

ここはお寺?と思うほど、ハゲ一色  ショウサイフグも居ないようです。

7~8枚釣って、おもろないなあ

生け簀に残ってる小アジ3尾をすくい飲ませ釣りをしてみます。

1尾目の小アジを投入すると、ギュ~ン ギュ~ン 重いアタリ

あちゃ~アオリや 少し待ってみるとひと際大きいギュ~ンでアジを強奪されます。

アコウかハマチでも来んかな~と思って2尾目を投入

ゴンゴン  ガツガツ  これもアカンやん

エソだろうと思いますが、ひょっとしてヒラメかも知れませんので、

じっくり食わせてアワセるとヒット

姿を現したのは大口をあけたエソ

3尾目もイカにかじられて飲ませはゲームセット


ティップランでは釣れても真下をやるシャクリでは無理やろな~と思いつつ

枝素を3号2メートルに変更し、ショートロッドにエギを装着

5分でエギをチェンジ 3種類変えてみましたが、反応があるのは根だけ

エギを根に取られてはかなわんと早々に見切りをつけ、

次はハゲ掛けギャング釣り

邪道と言えば邪道ですが、30年以上前に明石の漁師の船に乗って

80枚のウマヅラを掛けて、「好きなだけ持って帰れ」と言われ

4人で500枚を掛けて、持ち帰り以外は明石魚協に卸しに行ったことを覚えてます。


これだけエサが取られるんやったら丸ハゲ天国やから掛かるやろ

予想通り10秒に1回シャクッてたらスグに掛かりましたが、ワッペンサイズが2枚

ちっこいな~と放流し、再度落としてみますが、またまたちっこいサイズ

3回入れると学習されてハゲ掛けには近寄らないのか反応なし

仕掛けを上げてみると、エビはちょっと傷ついた程度で綺麗なもんです。

やっぱり見切れれてるんや  丸ハゲはウマヅラみたいにはいかないようでうす

アカンわと仕掛けを仕舞い 船頭さんの所へ油を売りに雑談しに行きます。

船頭さんは流石プロ  話しながらも手はアタリをキャッチして丸ハゲを上げてます

風が強く良いポイントには行けませんが、場所を変えてみよか ということで、

ポイントを移動  これでモチベーションもリセットされてエエ感じです


エギで短竿をセットしたので、そのままサンバソウ仕掛けを真ん中でカットし

2本針にして、針もハゲ針だけにしてやりますと、

今度は坊主寺ではなく、駅前に変わったようで、チャリンコラッシュ

釣っても釣ってもチャリンコ  暫くすると丸ハゲも当たってきましたが、

チャリンコの多いこと

そうこうしてるとひと際強いファイトをみせる魚が掛かりましたが、痛恨の針外れ

暫くすると同じようなファイトを見せる魚が掛かり  何じゃこれ?

船頭さんに海に浮かせてる魚を確認してもらい、聞いてみると

何や名前知らんけど和歌山に多いみたいや  身は柔らかいから塩焼か煮つけ…

と言ってると針が外れてプカプカと浮遊  

すくたらエエわと 玉網を持ち 船をスローで動かすと

気がついたように海中へ一目散

ホシフエフキのように黒い大きな紋がありましたが、名前が思い出せません

サンバソウは留守で風も強く場所もない為  終わりましょか~

丸ハゲは目測15センチ以上を生け簀に入れていきましたが、

大きい順に適当にあれば十分と、船頭さんに絞めるのをストップしてもらい

あとは次のお客さんが持って帰ったらエエわと置いて帰りました
イメージ 1
おそらく釣ったのは倍以上ありましたが、最大29センチで磯サイズ

ハゲは煮つけ  薄造り  ちり握り にしてみましたが、

デカいのは肝もジャンボでした。

ちょっと映りが悪いですが、ちり握り
イメージ 2
ハゲも絞めてるのに活きが良すぎて包丁を入れると、

既に頭も内蔵もないのにビクビクビクっと身が痙攣し薄く切るのに難儀しました。

さあ来週は高速も休日割引なので、磯の開幕か

いよいよ私のシーズン到来  今季のグレはどうやろか?とワクワクモードです








 

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